覚えておきたいゴルフのマナー
意外と教えてもらえない事が多いのだが…
こんにちは!ゴルファーてつです⛳
『人には聞けないソコんところ』シリーズ第三弾!今回はマナーについて
何かと口うるさく言われてしまいがちなこのマナーですが、『仲間内でそんなに気を使わないから大丈夫!』と思われる方もいると思いますが、ラウンド回数も多くなり、それなりに上達してくると、やはり最低限のマナーは守らないとお互いの楽しい休日がつまらないものになってしまうかもしれません。
もしくは目上の方や、上級者と回ることになった場合に失礼が無いようにするにはどうしたらいいか?と悩んでおられる方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方のお役に立てる情報を書いていきたいと思います。意外と教えてもらえなかったり、ゴルフ雑誌などでも見落としてしまっている部分がある内容なので参考になれば幸いです☺
意外と知らないことも多いのでご注意!
ラウンド前
ゴルフ場に行く際には服装にも気をつけましょう。
ゴルフ場に行くにはドレスコードというものがあります(下記画像参照)
ここはゴルフ場によっては非常に厳しい所もあるので、初めてのゴルフ場へ行く際は必ずそのゴルフ場のドレスコードを確認するようにしてください。夏季などはジャケット免除になっているところもあるので事前に確認しておくといいですね☺
別の記事でも書きましたが、ゴルフ場へのチェックインは最低でも30分前には済ませるようにしましょう。
ゴルフ場到着後は着替えや靴の履き替え、パター練習やトイレを済ませておくなど色々と忙しいものです。それに加えて多くのお客様が来られるので、ゴルフ場側としては多くのお客様のバッグのカートへの積み込みが非常に大変な作業なんです💦
玄関でバッグを預かる→スタート室に運ぶ→ネームプレートを確認する→あいうえお巡に決められた場所にバッグを一時保管→スタート順にお客様のお名前を確認する→該当するお客様のお名前の付いたバッグを探す→お客様のバッグを見つける→指定のカートに積み込む→1組のカートのご予約の皆様お揃いか確認する→確認が完了したらカートをスタート前の位置に進める。
と、書いただけでもかなり多くの工程をかけてスタートする準備をしてくれています。その段取りがスムーズに進むためにもある程度時間に余裕を持ってチェックインするのが望ましいですね
あと、バッグにネームプレートを必ず付けることも非常に重要です。
カートへのバッグの積み込みの際に、だれのバッグかわからないものがあると非常に大変です💦予約された方を探して、バッグを一緒に探してもらって積み込む…自分は分かっていてもゴルフ場の方はどれがあなたのバッグかわからないですからね。面倒がらずに必ずネームプレートは付けるようにしましょう。
あと、当たりまえdすが挨拶も大事ですね
今日一日ご一緒してもらえる同伴者への『おはようございます!』の挨拶は当然ながら、初めての方には自己紹介をスタート前にきちんとしておきましょう。
その後、1番ホールのティーグラウンドで最初のショットを打つ前に『今日は一日よろしくお願いします』と元気に挨拶できれば気持ち良くスタートできます☺
練習グリーンでのマナー
さあ!準備も整ったし今日のグリーンの状態を確認しよう!という事で練習グリーンへGO!⛳
その練習グリーンでも意外と知られていないマナーがあるんです。
練習グリーンを独占しない(特にカップ周り)
練習グリーンにはカップが切られていたり、カップに見立てたポールが立っていたりします。
そのカップ周りでショートパットの練習を重点的にやってしまうと、他に練習したい人がそのカップを使えなくなってしまいます。50cmくらいのパットに自信がない事があるかもしれませんが、ロングパットの後に1回本番さながらに集中して打ったらカップ周りからすぐに離れるようにしましょう。
カップ周りで友達と談笑というのも避けましょう。楽しい話はグリーンを出て盛り上がりましょう☺でもあまり大声で盛り上がるのも注意しないといけませんね。
どうしてもショートパットの練習を重点的にしたい場合は、グリーンの端っこの人が少ない場所でティーを2本カップの幅に立てて練習するのをおススメします☺
ほかの人が打っている前をなるべく通らない
ロングパットの練習をされている場合は仕方がありませんが、いくら練習グリーンとはいえいまから打つラインをどかどかと踏まれては気分がいいものではありません…
朝一の練習グリーンは人も多いのである程度仕方ない部分はありますが、配慮しながら歩いたり、打つ方も周りの状況を見て打つ事で靴にボールを当ててしまって『すみません…』なんてやり取りが少なくなると思います
当然ですが、アプローチ禁止を守る。グリーン上で足を引きずらないといった基本的なマナーは頭に入れておいてください。
プレー中のマナー
プレー中にも注意しなければならないことはたくさんあります。
ティーグラウンドでの素振りは特に注意しましょう。
ティーグラウンドは人が最も密集する場所のひとつです。そこで一番長いクラブのドライバーを周りを確認せずに『ビュン!』と振ったときに周りに人がいたら…
ケガでは済まないことになってしまうのでこれは必ず注意するようにしましょう。
プレー中は静かにしましょう。
同伴者が打つときは最低でもアドレスに入ったらおしゃべりや音を立てる行為はやめましょう。
ゴルフ規則でも打てる状態になってから40秒以内に打つように書かれていますが、どんなに遅くても1分程度なのでマナーを守って静かに見守りましょう☺
意外と気が付かないのが、隣のホールに対しての迷惑💦大きな声でお話したり大きな笑い声を出すと、隣のホールのプレーの邪魔になるので注意するようにしましょう。
あと、以外と知られていないのが打つ人の真後ろに立たないという事
スイングする際に目線に入るため、嫌がる人が意外といっぱいいます。じっとしているならまだいいのですが、特に後ろで動くと無意識に目線がそっちにいってしまいうまくボールを打てないものです。
後ろに立たなくても、打ち終わってカートに戻るときに今から打つ人の後ろを通るのも同じなので自分のプレーばかりではなく、周りの人のプレーにも注意を払いましょう。
『プロは後ろからカメラ撮ってるじゃないか!』と言う人もいるかもしれませんが、プロは商売なのでそういう練習もしていますし、撮る方もプロなので微動だにせずじっとしていますね。また望遠である程度距離を取っていますね。
とにかく嫌がる人が意外といるので注意するようにしましょう。
これに関連してパターの時に打つ方向の真後ろや真正面に立つのも同じ理由で嫌がる人がいます。これは結構プロでも一緒で、同伴者は邪魔にならない背中側になるべくいるようにしましょう。自分と同じラインから打つから…と、じっと真後ろから見て…と言う心理は分かりますがこれはマナーとしてやってはいけない行為なので、どうしてもラインが見たい時には相手が打ってから後方に動いてラインを見るようにしましょう。
自分はこの真後ろに立たれるのがすごく嫌です💦いつも打つ前に終え願いして移動してもらうんですが、何度言っても後ろに立つ人がいて困ってしまいます…
後は同伴者に対して『ナイスショット!』『ナイスイン!』の声掛けをすると、相手も自分も気分が良くなり、楽しい一日がさらに楽しくなるので忘れずに声をかけましょう☺
また、上達してくるとショットの際に芝を削ってしまうディボットを埋めるための『目土』というのもできるようになるといいですね。
初心者のうちは上級者に任せて次のショットの準備を急ぐ方がいいですが、上級者になると自分のものだけではなく、他の人が掘った跡もカートに戻りながらやグリーンに歩きながらさらっとできると、一歩上のグッドゴルファーに近づきますね☺
あと、目土の砂は大体レギュラーティーのティーグラウンドの近くに山盛りで砂が土管などに入っていると思うので、前の組を待っている間に補充しておきましょう。
※間違っても灰皿ではないのでタバコの吸い殻を入れないようにしましょう。時々そんな光景を目にしますが、とても悲しい気持ちになります。
目土をするのはいいけど、夢中になりすぎて後ろの組を待たせてはよくないです。プレーの進行を妨げないよう前の組を待っているときや移動のついでにさらっとやるのがカッコイイですね👍
ラウンド後
最後のプレーヤーがカップインをしたら元気よく挨拶をしましょう。
『本日はありがとうございました。』『お疲れ様でした。』『またよろしくお願いします』
などきちんと挨拶を済ませてクラブハウスに戻ります。
クラブハウスに戻ると、ゴルフ場の人がバッグをカートから降ろしてくれるので自分のクラブの本数がスタート前と同じか確認して、伝票にサインをしましょう。
ここで注意したいのは、このクラブ本数確認と忘れ物の有無の確認をすぐに行う事です。
朝と同様に、ゴルフ場はこの片付けも時間との勝負の修羅場なのです。OUT/INそれぞれ15分おきに帰ってこられるので実際は7~8分間隔で次から次へとお客様が戻ってこられるのでそれまでにクラブの本数の確認、忘れ物の確認、ごみの分別廃棄、バッグを玄関まで運搬、カート洗い場へカートを移動するなどたくさんの仕事をこなさないといけません。
それを理解してあげてすぐにクラブ確認をしてあげれば、スマートゴルファーの仲間入りですね👍
ポケットの中のティーやボールなどは18番ホールが終わった後に片付けてからクラブハウスに戻ると片付けがスムーズになって時間に余裕ができますね。また、カートを先にクラブハウスに戻してあげると片付けの時間に余裕ができるので、臨機応変に対応してあげましょう☺
まとめ
細かいところを挙げるとまだまだたくさん書くことはあるのですが、今回はなかなか教えてもらえない事や、雑誌やメディアでは載っていない事を中心に書かせてもらいました。
マナーというものはルールとは違い、守らなければならない!というものではありませんが、しっかり守っておくと同伴者からも好感を持たれてまたお誘いがあったり、上級者の方に気に入ってもらえて上達のきっかけになることもあるかもしれません。
なかなか人には聞けないところもあったと思うので、これからのラウンドをより楽しく、スマートなものにするための参考になれば幸いです。
今後もこういった人には聞けないソコんところを掘り下げていこうと思うので、もしも『こんなことが知りたい!』というお題がありましたら、お問い合わせフォームなどにメッセージをいただければと思います☺よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次の記事でお会いしましょう!