6/2 ラウンド記録
北陸オープンアマチュア予選
こんばんは!ゴルファーてつです!
先日は北陸オープンアマチュア予選に参加してきました。
北陸在住の方でゴルフに興味がある方はご存じかもしれませんが、毎年富山県の呉羽カントリークラブで行われるプロも参加する大会のアマチュア予選です。
上位40名にはプロも参加する本戦への出場権が与えられる、アマチュアには夢の舞台です。
当然この大会に出場するのも厳しい条件があり
①北陸三県ゴルフ場協議会加盟のゴルフクラブ所属するゴルファーで、Hdcp5.4までの者
②北陸三県に在住し、JGA Hdcpが5.4までの者
などなど、そのほかも厳しい条件があります(選考会を通過するのも一つの手段)
昨年までは当大会に出場するための予選会に参加していましたが、今年は昨年の秋に頑張ってスコアを出したので晴れてHdcp4.9となり、念願の本戦出場ができるようになりました☺
ただ一つ気になるのは、今年に入ってゴルフの成績が今一つ…いや…今三つくらい調子が悪いという事だけ…正直いいスコアが出るとはとても思えない状態💦
正直な事言うと、出場をとりやめたい気持ちもありましたが(普通ならこの状態では出ませんが)やっと掴んだ出場の機会、今年を逃すと来年出られる保証も無いし、もしも今回をパスして今後二度と出場するチャンスが無かったら、一生後悔するだろうと思い恥をかくのを覚悟して参加する事にしました。
頼む…いいスコアは出なくていいから普通のゴルフになってくれ…
大会当日は今年一番の大雨予報…
ついに迎えた大会本番の天気予報ですが、写真のようにバケツをひっくり返したような雨が降る予報☔これだけの雨が降ると、コースコンディションはおろか、グリーンに水が浮いてしまうので競技自体ができるのか?心配しながら前日眠りにつきました。
当日の朝、起きた時点では雨は降っていましたがそれほど強い雨ではないのでとりあえず富山に向けて車を出発🚙
高速道路を走っているうちに予想通り、洗車機の中を走っているような状態に💦『これは中止ちゃうか?』と半信半疑で車を走らせ、目的地手前の小矢部川SAで休憩。朝食を食べながらホームページを確認すると『北陸オープンアマチュア予選は定刻通りスタートします』との事…今日は生きて帰れるのか?
ラウンドスタート
スタート1時間前にゴルフ場に到着し、ウオーミングアップしてドライビングレンジへ。遅いスタートだったので割とレンジは空いており、自分のペースで練習。
スタート自体はどうも30分は遅れている様子。雨でプレー進行が遅れているようで、11番ですでに3組が待っていて、12番でも3組プレー待ちだとか💦
約45分ほど遅れて私の組のマーカー指定の時間が来ました。今回の同伴者は福井工大の学生のS君、八尾カントリークラブのIさん、朱鷺の台カントリークラブのMさん☺やはり厳しい条件の中参加してくるだけあって誰もが上手そう💦
やはり自分のゴルフは不安的中…ほとんどまともなショットは打てず…
緊張はしていたのですが、手が震えるとかそんなことは無かったのですがあまりにも今のスイングがおかしくなっていて、3ホール連続で右の林にティーショットを入れてしまい3連続トリプルボギー…💦この時点で終了~♪特に12番ホールでは林の中でボールをロストしてしまい、全力ダッシュでティーグラウンドに戻って打ち直すという体にも精神にも大打撃を受ける出来事が…
コースの状態としては、フェアウェイはほとんどがカジュアルウオーター状態で救済受けようにも受けられるエリアがほとんどないため面倒臭くて諦め…
グリーンは雨で湿っていながらも結構速く、素晴らしいコンディションでしたがやはり低いところでは水が浮いていました。が、流石大きな大会だけあってコース課の方が各ホールに待機していらして、プレー前にグリーン上の水をかきだしてくれました。ご対応いただき感謝☺
普段のアマチュアの大会ではここまでしていただけることはほとんどないのですが、プロが時々インスタなどに書いている『大会関係者のご尽力のお陰て…』という言葉の意味がよくわかりました。
前半は降りやむことの無い雨の中、スコアは落とすもせめてグッドマナーなゴルファーであろうと、一所懸命諦めずにプレーしました。
中断のサイレンが…
前半スコアボロボロながらも、何とか前半の最終ホールである18番ホールに到着。グリーン手前まで来たところで試合中断のサイレンが…
ちょうど雨が止んだタイミングで霧が出てきており、視界が悪くなっていたところで中断の判断になったようです。長いサイレン1回だったので直ちにプレーを中止してクラブハウスに引き返しました。
この時点ですでに13時半、前半だけで3時間半かかっています💦その後すぐに再開のサイレンが鳴り、プレー再開して何とかハーフは終了。
休憩30分という事で、流石にお腹が空いたので食堂で暖かいお蕎麦をいただきました。富山県のお蕎麦の出汁は関東風なのですね。初めて知りました(汗)
その後、時間通りにスタートホールに行くも、さらに霧が深くなり前の組もスタートできていない様子。練習グリーンから見える9番ホールでも、ボールを見失っているらしくロストボールになっているようでした💦
その後も霧が晴れるまで待っていましたが一向に晴れる気配はなく、これはハーフで競技終了もあるな…と思ったりもしました。キャディさんは中止と思い込んで道具片付けだすし💦クラブの本数数えてサインまでさせらせました💦その間にも再度きりでプレー中断のサイレンが鳴り、再開できたのは15時…雨が再び降ってきたのと同時に霧が晴れてきました。
今日は長い一日になることは予想していましたが、15時からハーフを回るのは初めての体験でした(午後スルーでももう少し早い時間でハーフ行くような…)
後半は気力・体力の勝負
15時過ぎ、ようやく後半1番のティーグラウンドからスタート。何とか1打でも少ない打数で上がらないと…
気持ちとは裏腹にショットは冴えず、そのホールで学生君が左の林に入れたボールの捜索時間が長かったのでは?と同伴者が怒り出したり、組の中での雰囲気も悪くなってしまいました。
同時に、すべて歩きのラウンドでアップダウンのきついコースなので足の疲れ、朝4時起きでのロングドライブなど体力の消耗が厳しくなってきました。それでもアミノ酸を飲みながら必死にプレー。
時折良いショットも出ながらもやはりスコアはまとまらず、17時半にようやく後半終了。こんなに長い時間ラウンドしたのは初めてでした。
結局今年ワーストのスコアでホールアウト…本当に自分が情けなくなりました。
流石にスコアボードを見る気はせず、ちらっと噂で聞くには90以上叩いた人が続出していたとの事。やはり厳しいコンディションでスコアは出なかったようですね。
調子が悪いことは分かっていましたが、ここまで悪い結果になることは予想もしていませんでした。地元で今回の大会に私が出ている事を知っているメンバーに何を言われるのか…正直情けなくて仕方ありませんでした。
挑戦しない後悔より挑戦して失敗する方がいい!
正直今回の結果を見た人は、『実力も無いのに大きな大会に出るからだ!』とか『調子が悪いのに無理に大会にでて恥をさらしただけ!』とか厳しい事を言うかもしれません。確かに直前の県アマでも数年ぶりに予選を落ちてしまうほどのスランプの中、それより遥かにレベルの高い試合に出るなんて正気でないと思われても仕方がありません。
しかし、ゴルファーはだれもが一度は思ったことがある『プロの試合に出てみたい』という好奇心。それを実現するための一つの方法であり、一般に仕事をしながらやっているアマチュアが唯一挑戦できるプロの試合への登竜門ともいえる大会に、自分はずっと出たいと思っていました。
その頃はまだシングルプレイヤーにもなっておらず、その頃の自分はこの大会に出場する事は夢のまた夢、シングルプレイヤーになることすら夢でした。
そんな一つ一つの夢を実現させて手に入れた切符。ほかの人にどんなことを言われても、挑戦せずに来年や10年後後悔するよりは、どんなに無残な結果だったとしても勇気を出して挑戦した方が断然いいと思っています。今は情けない気持ちかも知れませんが、来年・10年後には挑戦して良かったと振り返れると確信しています。
当然夢はここまでではありません。今まで叶わないと思っていたことがひとつひとつ現実になっているこの状況を信じて、いつか2日目の決勝の舞台に立つこと、いつか40位以内に入ってプロと一緒にラウンドする事。それが実現する日を夢見て今後も努力していきたいと思います。
多分10年前の自分からすると想像もできなかった事が出来ています。じゃあ10年後の自分は何ができているのか?可能性は無限大です。楽しみです☺
今回も読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
ゴルファーてつの座右の銘『失敗とは求めていたものを怖がって手をつけなかった事』