高麗グリーンの芝目の読み方
先週のラウンドでの学び
こんにちは!ゴルファーてつです!⛳
先日は高麗グリーンのゴルフ場で苦戦しましたが、その際に学んだことを皆さんに共有したいと思います。
それはズバリ!高麗芝の芝目の読み方!
一般的によく使われる『芝目』という言葉。言葉としては聞いていても実際のラウンドで芝目を考慮してパッティングされている方って、意外と少ないと思います。
確かに最近のゴルフ場ではほとんどがベント芝で、芝目の影響をモロ受けるグリーンというのはあまり経験できないかもしれませんが、サブグリーンが高麗芝だったり、過去に高麗グリーンだったのをベントに張り替えてたり、富士山などのパワースポットに向かって芝目があったりと、覚えておいて損は無いと思います。☺
まずは一般的な事から…
芝目とは?というところから始めると、芝の寝ている方向。というのが分かりやすい表現かと思います。
一般的に言われているのはこの写真のように白く光って見える部分が見ている方向から巡目(奥に向かって芝が寝ている)緑に見える方が逆目(手前に向かって芝が寝ている)と言われています。
図で表すと上記のようになります。芝の寝ている方向が奥側だと芝の寝ている面に光が反射して光って見えます。
逆目だと芝の影の部分が見えるので暗く見えるという事になります。
この芝の色の違いを見分けて、どちらに芝が寝ているのか?それを踏まえてボールがどのように曲がるのか?を読むことができます。
でも、曇ってたりして暗かったら?
一般的に言われている読み方は先に書いた通りなのですが、曇っていたりして光の反射が見え辛い時はどうするの?という事ですね。
特に今回経験したのは、春先の朝一スタートなのでそこまで日も高くない状況での芝読みに苦戦しました。そこで参考にしたのは、ボールの転がりです。
これは先に同伴者がアプローチやパターをした際や、自分がしたアプローチの転がりをしっかり見ておかないといけないのですが、巡目の時には球は素直に転がりますが、逆目の時にはボールは芝に引っかかってわずかにジャンプしながら転がっていきます。
実はこの小さな転がりの変化を見逃さないというのが大事なポイントです。
同伴者が自分の右からアプローチかパターをした際にボールがジャンプしていたら、『そうか右から逆目なんだな…そうなると自分のラインは左から右に切れる目が入っているな…』という風に参考にすることができるのです。
自分がファーストパットの場合はこれは使えないので、全力で光っているか?光っていないかを見るしかありませんがね…
まあ、芝目がきつくないグリーンでも同伴者のパットやアプローチは参考になることがいっぱいあります。自分のプレーにいっぱいいっぱいになる気持ちは分かりますが、ラウンド中はどれだけスコアを縮めるヒントを集められるか?というのもゴルファーの一つの楽しみでもあるので名探偵気分でヒント探しをしてみてはどうでしょうか?
それでは!また次の記事でお会いしましょう!