【連載:再起のゴルフ③】121の絶望から、狂気の逆襲へ。〜「毎日練習」の誓いと、出口のない2年半〜
エピソード1:仲間の「愛のムチ」と、限界突破のスイッチ

夕暮れの誰もいない駐車場。手元には、「121」のスコアカード。 清水の舞台から飛び降りて会員権を買い、意気揚々と挑んだ月例杯デビューは、無惨な絶望に終わりました。
その後も、プライベートのラウンドでは80台後半〜90台前半で回れるものの、競技で顔を合わせるメンバーたちの実力には遠く及びませんでした。一緒に回るたびにいっぱい「🍙(にぎり)」を取られ、毎回唇を噛むような悔しい思いをしていました😢
ある日の反省会。私はたまらず愚痴をこぼしました。 「なんで俺はこんなに上手くならないんだろう? 毎週土日には必ず練習場に行って、300球は打ち込んでるのに……」
それを聞いた仲間が、鼻で笑って言い放ちました。
「ハッ❗️ 何を甘いことを🤣 本気で上手くなりたいなら、毎日練習しなきゃ上手くなれるわけないだろ?」
てつ「え〜っ❗️ 毎日⁉️」
仲間「そう❗️ 毎日だ。仕事で忙しくても30分くらい時間を作る事は可能だろ? その30分を捻出する努力と、それをしっかり練習に充てて成長に結びつけられるか?が大事なんだよ❗️」
ガビーん😱。 毎日仕事でヘロヘロな中で、30分を捻出💧 さらに練習場への往復を含めると1時間以上の時間が必要です。「いや、絶対ムリだろ」と本能が拒否しました。
しかし、せっかく本気でやろうと決めたゴルフ⛳️。ここで私の座右の銘が頭をよぎりました。
『失敗とは、求めていたものを怖がって手をつけなかったこと』
「よし❗️ 挑戦してみよう👊 ダメでも損する事はないんだし、意地でも毎日練習してやるぞ〜❗️」 私の中で、狂気への「やる気スイッチ」が完全にONになった瞬間でした👊。
エピソード2:地獄の「毎日練習」と、スライサーからの決別

その日から、私の生活は完全にゴルフ中心に狂い始めました。 どんなに仕事が遅くても、練習場が空いていれば必ず滑り込む。当時あった夜勤の前にも、わざわざ早起きして練習場へ向かいました⛳️。
毎日練習を始めるにあたり、私がまず意識したのは**「球を捕まえること」**。 何にせよ、スライスをしているうちはゴルフにならない。とにかくスライスを直すことに専念しました。
そのための練習メニューは極めてシンプル、かつ地味なものです。派手なドライバーのフルスイングではなく、「徹底したアプローチ」と、「とにかく9番アイアンでしっかり球を捕まえる事」。これだけに全神経を集中させました。
具体的には、思い切って極端なクローズスタンスを取り、そのスタンスのライン通りにスイングする荒療治。最初は違和感しかありませんでしたが、ひたすらやり続けることで、力なく右へ逃げていたスライスが、力強く左へ曲がるフックボールへと変わり、確実にボールを捕まえられるようになったのです。
スライサーからフッカーへの転換を果たし、少しずつ飛距離も伸びてきました。
雨の日も、雪がチラつくような凍える夜も、ただひたすらに9番アイアンを打ち続ける日々。手にはマメが重なり、スイングの形だけを追い求めていました。
エピソード3:立ち塞がる「アベレージの壁」と、ダブルの絶望

【毎日練習・1シーズン目】 狂気の練習を始めて迎えた1年目。 月例杯のBクラスに全試合出場し、ついに「100叩き」は一回も無くなりました✨ 2位や3位に入ることもたまにありましたが、優勝はできず😢 この時点でのハンデは「18」くらいでした。
【毎日練習・2シーズン目】 初戦で念願の月例杯初優勝✌️ しかし、その後は「100は打たないが、80台もほぼ出ない」というもどかしいアベレージ状態が続きます😢 その年初出場の「グランドマンスリー(月例上位者の大会)」では、極度の緊張から100を切るのがやっと😱(99) この時点でハンデ「15」くらい。
毎日、毎日、睡眠時間を削って狂ったように練習し、球も捕まるようになったのに、スコアは90台から抜け出せない。 「本気で自分にはセンスがないんじゃないか……」 「マジでもう、辞めようかな……」
心底そう思った夜は、一度や二度ではありませんでした。
さらに追い打ちをかけるように、私のモチベーションの大きな支えであった「フロントのお姉さん」もゴルフ場を辞めてしまい、もう会えなくなってしまったのです😨 技術的な壁、そして精神的な楽しみの喪失。モチベーションは下がる一方でした😨
エピソード4:出口のないトンネルの先にあるもの

毎日練習をすると決めた日から、約2年半💧 先の見えない暗闇をひたすら歩き続けるのは、本当に孤独で苦しい戦いでした。
しかし、この時の私はまだ知る由もありませんでした。 この血を吐くような地味な2年半の努力が、突如として**「爆発」**し、たった半年で私をシングルプレイヤーへと押し上げることを。
次回、第4話。 ついに「20年の呪い」が解け、努力が花開く時🌻。 我流の男が、レジェンド達を薙ぎ倒してクラブタイトルを獲る「快進撃編」へ続きます!
